外観表面品質で素材の
歩留り向上に貢献します
- 100万通りの加工条件の組み合わせから最適解を探します
を相談する
- 表面の曇り
- 表面粗さの数値は出ているが
表面に曇りがあって
使えない
- 素材の貼り合わせ
研磨した素材の
貼り合わせがうまくいかない
- 表面品質
他社では表面品質が
うまく出せなかった
研磨がある
合わせた研磨加工条件の検討が重要です
外観表面品質を向上
素材の外観品質は、「表面粗さ」の数値だけではありません。
素材ごとに要求される品質をクリアするため、ラップ研磨(粗研磨)に加え、多段階のポリッシュ研磨(精密研磨/鏡面研磨)の工程を入れています。ポリッシュ研磨(鏡面研磨)についてはこちらをご覧ください。 鏡面研磨とは
外観表面品質の考え方
素材の表面上にある目視で観察される欠陥のレベルを外観表面品質といいます。
光学部品に使用される素材の表面品質を向上させたい場合、「スクラッチ」「ディグ」という数値の管理が必要かもしれません。
- スクラッチ(キズ幅):表面上の痕跡や掻き傷
- ディグ(ポツの直径):表面上の穴またはくぼみ
両立する知見と経験
研磨加工の知見と経験
最適な研磨加工条件を探します
外観品質と精度を両立するためには、素材に応じて研磨パッド、
研磨剤、研磨機設定の最適な組み合わせを見つける必要があります。
ニットーは複数回の研磨工程ごとに
- 100通り以上の研磨パッド
- 100通り以上の研磨剤
- サイズ・素材に応じた設定条件
の合計100万通り以上から最適な加工条件を探します。
研磨加工の精度スペック
量産案件に対応できる設備
研磨加工の生産能力スペック
- 両面
-
- 〜1500×2000mm
- 片面
- 〜1500×2000mm
- 0.05mm~
※素材、サイズ等諸条件によります。
研磨加工の実績・対応素材例
- ガラス素材
-
- ソーダライムガラス
- 合成石英ガラス
- 耐熱ガラス
- カバーガラス
- 無アルカリガラス
- 低膨張ガラス
- クラウンガラス
- 結晶化ガラス
- フィルターガラス
- 光学ガラス
- 低Tg光学ガラス
- 樹脂素材
-
- ポリカーボネート
- アクリル
- PPS(ポリフェニレンサルファイド)
- ポリイミド
- ポリエーテルサルフォン
- COP(シクロオレフィンポリマー)
- エポキシ樹脂
- エポキシガラス
- アラミドエポキシ
- セラミックス素材
-
- アルミナ
- ムライト
- 窒化アルミニウム
- ジルコニア
- 酸化チタンセラミックス
- チタン酸カルシウム
- チタン酸バリウム
- MgO(酸化マグネシウム)
- 単結晶・多結晶・複合構造物
-
- シリコン
- SiC(シリコンカーバイト)
- 水晶
- サファイア
- タンタル酸リチウム
- ニオブ酸リチウム
- 結晶化ガラスウェハ-Cu貫通ビア
- 無アルカリガラス-Cu貫通ビア
- ホウケイ酸ガラスウェハ-W貫通ビア
- 金属素材
-
- ステンレス
- 鉄
- 銅
- モリブデン
- パーマロイ
- インコネル
研磨加工の保有設備
保有研磨機
設備・サイズ |
台数 |
角形素材対応サイズ |
円形素材対応サイズ |
---|---|---|---|
大型両面ラップ研磨機
|
12 |
〜680 × 880mm |
φ900 |
中型両面ラップ研磨機
|
12 |
〜320 × 400mm |
φ500 |
小型両面ラップ研磨機
|
9 |
〜160 × 230mm |
φ280 |
特大両面ポリシング研磨機(特別仕様機)
|
1 |
〜1500 × 2000mm |
φ2500 |
大型両面ポリシング研磨機
|
19 |
〜730 × 920mm |
φ1130 |
中型両面ポリシング研磨機
|
12 |
〜320 × 400mm |
φ500 |
小型両面ポリシング研磨機
|
25 |
〜180 × 250mm |
φ280 |
大型片面ポリシング研磨機
|
10 |
〜1500 × 2000mm |
φ2000 |
クリーンルーム
- クリーンルーム:クラス100 2か所
- クリーンルーム:クラス1000 4か所
クリーン度・クラス100(1立方フィート内に含まれる直径0.5ミクロン以上の塵埃が100個以下であることが保証された環境)ガラス研磨加工の分野では最高レベルといえる高度な環境を維持したクリーンルーム内で、ニットーの製品は1点1点、入念で厳しい品質検査を経て、市場に送り出されます。
品質検査の前工程として行われる精密洗浄工程も、クラス10000のクリーンルーム内(洗浄機内はクラス10以下)において超純水を使用して実施されています。ていねいかつハイスピードに実施される精密洗浄が、製品の信頼性を確かなものにしています。 また、品質検査後にはクラス1000のクリーンルーム内において梱包工程を設けており、2段階の検査システムによる厳密な品質管理体制を確立しています。
製品開発、素材開発、素材の表面品質の改善で試したい!をお聞かせください。