ラップ研磨の前工程
ニットーはラップ研磨加工による平面研磨ニーズにお応えさせていただいております。
時々お客様から「研磨以外は対応出来ないのか」とご質問をいただくことがございます。
当然、研磨前の加工につきましても承りますので、ご紹介させていただきます。
ラップ研磨の前工程について
ラップ研磨加工の前工程には以下の加工工程があります。
➀:材料調達
➁:切断・スライス
➂:研削(切削)
➀:材料調達
ガラス素材、セラミックス素材、樹脂素材、結晶物素材、金属素材とご要望に応じた素材を調達から承り、平面研磨品をご提供させていただきます。
※詳細によっては入手不可な場合がございますのでご了承ください。
➁:切断・スライス
切断:素材をカットして、ご希望サイズにします。
高精度な寸法が必要な場合は、切断後の研削加工にて仕上げますので、粗切断と表現したりします。切断方法は様々ですが、各種素材に適した方法にて加工いたします。
スライス:ブロック状の素材の場合には、スライス加工にて薄い板状に切断することで材料ロスを減らして、効率的に製品を作成できます。マルチワイヤーソーで一度に複数のスライス加工が多いですが、シングルワイヤーソーで数枚のスライス加工も可能となります。
・ウォータージェット
・スクライブ&ブレイク
・レーザー切断
・ワイヤーソー(遊離砥粒・固定砥粒)、ブレードソー
「材料を支給するので、切断加工~ お願いしたい。」などのご要望にお応えします。
➂:研削(切削)
研削加工とは、高速回転させた砥石を加工物に当てて削っていく加工です。
単純な丸・四角形状加工から、複雑な形状加工まで幅広く加工できます。
ラップ研磨よりも加工速度が早いのが利点です。
・平面研削
・円筒研削
・芯取り加工
・面取り加工
・センタレス研削
・NC加工機による形状加工
・その他:穴あけなど
「材料を支給するので、形状+面取り+ラップ研磨加工 お願いしたい。」などのご要望にお応えします。
まとめ
ニットーでは対応出来ない加工・サイズについては協力会社様のお力をお借りして、お客様のご要望にお応えさせていただきます。
お客様内で複数社への加工依頼などの煩わしさはございませんでしょうか。
平面加工、ラップ研磨加工の前工程含めて対応させていただきますので、どうぞお気軽にご相談下さい。